つい先日上場してからその名前を聞かない日はないといっていいぐらい有名なサービスメルカリ

周りの人からは”会社のいらない冷蔵庫売れたよ。”とか”履かなくなった靴売ったらすぐ売れたよ。”と本当なの??と思い、興味は持っていたのですが、商品の出品/発送処理の手間を考えると一歩踏み出せずにいました。

しかし、棚に収まりきらなくなった書籍をどうしても処分したくてついにメルカリデビューしました。

先週の日曜日にメルカリで出品をはじめ今日で5日目。

メルカリデビューに迷っている人のために5日間の売り上げと利益、発送についてもろもろ公開したいと思います。

5日間での販売実績

5日間を終え、最終的な手元に入るであろう利益は¥8,300円という結果になりました。この金額が多いのか少ないのかは判断することは難しいのですが、メルカリがここまで有名な理由が分かった気がします。

利益に関わるそれぞれの内訳は下記の通りです。

  • 出品した本の合計冊数:75冊
  • 売れた数:14冊 14/75 = 0.18666%
  • 最高値販売金額:¥2,070円
  • 最安値販売金額:¥380円
  • 販売合計金額:¥8,809円
  • メルカリ手数料:¥880円 ※販売金額10%がメルカリへの手数料です
  • 梱包材等の費用:¥500円
メルカリ

梱包材の費用

書籍の場合は、段ボールの準備も必要ないので、コンビニか近くの文房具屋に行けばすべてそろえることができます。

梱包のために使った金額の内訳は下記のとおりです。

  • 透明の袋100円(10枚入り)
  • 茶色のA4の封筒100円(6枚入り)
  • 茶色のA4の封筒200円(10枚入り)
  • セロテープとガムテープ ※家にあるもの

出品は大変なのか

結論から言えば、書籍の場合は、めちゃくちゃ楽です。

インターネットで物品を販売する際に一番大変なのか出品手続きかと思います。しかし、メルカリではカウルという書籍の出品専用アプリが準備されているので、カウルを使用すれば1冊出品するのに数十秒しかかかりません。

手順は実に簡単です。

  1. スマホのアプリからカウルを起動
  2. 本の背表紙にあるバーコードを読み込み
  3. 自動で書籍の情報が検索され、参考価格(売れやすい価格)が表示
  4. 販売価格の決定と発送方法の選択
  5. 本の傷み具合を確認
  6. スマホのカメラで複数の角度から本を撮影、アップ

以上で出品完了です。

一番大変な作業は本棚から本を取り出す手間かもしれません。

また、バーコードを読み込んだ直後に表示される参考価格(売れやすい価格)を見るのが少し楽しくなってもきます。きっとAmazonあたりの価格を参考に価格は決められているような気がしますが。

出品してからどれくらいで売れるの

連続して出品作業を行っていたので、どれくらいで1冊目が売れたか時間を見ていませんでしたが、1時間もかからずに1冊が売れたかと思います。

1冊だけで終わりかと思っていたら、次々に売れたので売れるスピードの速さにびっくりしました。初日は、40冊ぐらい販売して、8冊という結果でした。

あと値引きのメッセージも数回来たので、値引きもありなんだなと初めて知りました。

発送は大変なの

サイズや重さによってさまざまな配送方法が準備されているのですが、書籍の場合は、最安値のゆうゆうメルカリ便一択になるかと思います。

3cm以下の厚みなら全国どこでも175円です。

発送できる場所がローソンか郵便局になり、郵便局には、自分で送り状を発行するゆうプリタッチが設置している局としていない局があるので、計3つの発送方法が存在します。

郵便局があいている時間の制限もあったので、すべてのパターンをこの5日で経験することができました。

この後でも説明していますが、コンビニ、郵便局で働いている人と待っている人への影響を考えるとゆうプリタッチが設置してある郵便局で発送処理しか選択の余地はないような気がします。

ゆうプリタッチ設置郵便局も下記のURLから簡単に探せるので、ぜひ活用してみてください。

商品の発送ができる郵便局やローソンを探す

ゆうプリタッチ設置郵便局での発送

スマホの取引画面に表示されるQRコードを郵便局に設置してあるゆうプリタッチにかざせば、送り状が印刷され、それを張り付けて窓口にもっていけば発送完了です。

ローソンでの発送

ローソンでは、Loppi(ロッピー)を使用して、送り状作成に必要な情報を印刷する必要があります。

それを印刷して終わりではなく、

  1. 店員さんに印刷した紙を見せる
  2. レジの後ろから送り状情報の入った用紙を印刷してもらう
  3. 切り取り線に沿って用紙を4分割する
  4. 分割した3つの用紙のみ透明の袋に入れる
  5. 透明の袋を発送する本の外側に張り付ける
  6. 荷物を店員さんに渡す

他のお客様を待たせていたことと店員さんの面倒だなという雰囲気もあり、この数分の時間が何倍にも感じてしまいました。自分が店員でも確かに面倒な作業だなと感じるので、今後ローソンを利用しての発送はないかなと思っています。ゆうプリタッチのように一度QRコードを読んで印刷を行い、送り状を張り付ければ手続き完了ということがコンビニでも実現してほしいですね。

ゆうプリタッチ設置がない郵便局での発送

窓口でスマホの取引画面に表示されるQRコードを局員の人に読み取ってもらいます。コンビニと同様に紙を印刷して、透明の袋に入れてという作業は同じなのですが、すべて局員さんが行ってくれました。1件だったので、それほど時間がかかったようには思いませんでしたが、大変そうでした。仕事とはいえ、局員さんの手間やほかの人に待たせることを考えるとこれも個人的にはなしかと思いました。

どんな本が高値がつくの

過去にベストセラーなどで世間の認知度が高い商品は、参考価格(売れやすい価格)がほとんど300円でした。

直近で売れている本は、当然ながら高値で取引が行われています。

逆に年月が経過していても専門的で定価自体が高い書籍は参考価格(売れやすい価格)も高いようです。手元にベストセラーが多い人はメルカリでの販売は期待薄かもしれません。

ブックオフに持ち込んだら

メルカリの参考価格(売れやすい価格)が300円のものは、売れても100円の利益も得られないので、ブックオフで販売することにしました。

21冊持ち込んで380円。1冊は値が付きませんでした。

今後のメルカリとの付き合い方

今後書籍を購入した時は、発売直後に購入し、購入と同時にメルカリで出品。読み終わったら、発送という形がつくれるのではないかと期待しています。

発送という手間がありますが、数百円を使うだけで、最新の知識を得られることを考えると”メルカリ”ありだなと5日間のメルカリ体験で感じました。

まだメルカリを経験してない人は参考にして頂ければと思います。