別の営業所から本社のPCをリモート操作して社内のアプリケーションを使いたいと思っていたので、使えるかどうかの試験的にChromeリモートデスクトップを導入してみました。

実際に動かす前は遅延がありすぎて実用的ではないのではと思っていましたがハードルが低かった分満足しています。設定当日に緊急の業務があり、リモートデスクトップで処理を終えることができました。

今回の設定は、社内にあるWindows10のPCに対して別の場所にあるMACのChromeブラウザを使用してアクセスを行います。

セキュリティに関してですが、リモートデスクトップを設定したPCにアクセスするためには、Googleのアカウントのメールアドレスとパスワード、設定中に決めるPIN番号が必要になります。この3つがわかると会社のPCに第3者からアクセス可能となります。Googleアカウントを業務で使用する場合は2段階認証を設定しておきましょう。

外側からアクセスするPC側では特別の設定は必要ではなくChromeとGoogleアカウントの情報とPIN番号のみ必要です。

設定を行う際は管理者のパスワードが必要となるため、管理者の権限がなければインストールすることはできません。また会社でリモートからのアクセスが禁止されている場合は絶対に使用しないでください。

社内PCのリモートデスクトップの設定

設定を行うには、Googleのアカウントを持っている必要があります。Chromeを普段使っている人ならGoogleアカウントでログインしている状態だと思いますので、その状態から開始します。

Chromeを起動してhttps://remotedesktop.google.com/accessをURLに入力します。右下のダウンロードボタンをクリックします。

Googleにログインしていない場合はアカウントのメールアドレスとパスワードを入力する必要があります。2段階認証を行っている場合は確認コードも入力する必要があります。
リモートアクセスの設定
リモートアクセスの設定

chromeウェブストアのChrome Remote Desktopページに移動します。Chromeに追加ボタンをクリックします。

chromeウェブストア画面
chromeウェブストア画面

拡張機能の追加を聞かれるので拡張機能を追加ボタンをクリックします。

拡張機能の追加確認
拡張機能の追加確認

ダウンロードが開始されます。

ダウンロード中画面
ダウンロード中画面

インストール確認画面が表示されるので、同意してインストールボタンをクリックします。

インストール確認画面
インストール確認画面

ダウンロードしたファイルを開くか聞かれるので、”はい”をクリックします。

ダウンロードしたファイルを開く確認
ダウンロードしたファイルを開く確認

デフォルトではPCの名前が入力されています。識別子なので任意の名前をつけても問題ありません。

識別するための名前の入力
識別するための名前の入力

6桁以上のPINを入力する必要があります。リモートアクセスをするためにはGoogleアカウントのメールアドレスとパスワードとこのPINが必要になります。大事な情報なので漏れないように管理する必要があります。

これで設定は完了なので起動ボタンを押してください。

PIN NUMBER入力
PIN NUMBER入力

起動が完了したら以下の画面が表示されます。このボタンをクリックすると設定を行ったPCにブラウザ経由でアクセスすることができます。もしこのボタンをおせば設定したPCに対して設定したPCのChromeブラウザからアクセスすることになります。接続の意味がないので別のパソコンからアクセスを行います。

PCへの接続画面
PCへの接続画面

社外のクライアント(MAC)から接続

Chromeを起動してhttps://remotedesktop.google.com/accessをURLに入力します。

ログイン画面が表示されるので、Googleアカウントのメールアドレスを入力します。

ログイン画面
ログイン画面

パスワードの入力画面が表示されるので、パスワードを入力してください。

パスワードの入力
パスワードの入力

2段階認証を設定している場合は、SMSで届いたメッセージに記述されている6桁の番号を入力します。

2段階認証画面
2段階認証画面

ログインしたGoogleアカウントで接続できるPCの名前が表示されます。接続するためにPCの名前をクリックしてください。

接続するPCの選択画面
接続するPCの選択画面

PIN番号を入力する画面が表示されるので、PCで設定したPIN番号入力してください。PINを保存したい場合はチェックをつけてください。

PIN入力画面
PIN入力画面

接続までに少し時間がかかりますが、接続が完了するとリモートにあるPC側の画面が表示されます。

もしPC側でマルチモニターをしている場合は上記のようにブラウザ側でモニター分の画面が表示されます。

アクセス画面
アクセス画面

モニターが1台の場合は下記のように表示されます。

モニターが1台の場合
モニターが1台の場合

ブラウザを経由していますが、通常のPCのように操作を行うことができます。 右側に隠れているのでわかりにくいかもしれませんが、右側のボタンをクリックすると設定画面が表示されます。

右側に隠れている設定ボタン
右側に隠れている設定ボタン

設定が開くとキーボードのキー設定やモニターの設定、ファイルの送受信も行えることがわかります。

設定画面が表示
設定画面が表示

リモートとローカル間でファイルのアップロードとダウンロードでファイル転送を行うことができます。

アップロードはローカルからリモート側へのファイル送信、ダウンロードはリモート側からローカルへのファイル送信です。ファイルを選択するだけで簡単に行うことができます。

マルチモニターの切り替え

もしマルチモニターを使用している場合は設定画面からモニターを切り替えたり、複数のモニターをそのまま画面に表示させることもできます。

モニターの切り替え
モニターの切り替え

ディスプレイ1のモニターを選択した場合。

モニターが1台の場合
マルチモニター環境で1つのモニターのみ表示

PCへのユーザのログインは必要??

リモートからアクセスする場合PC側のユーザのログインは必要はありません。もし、ユーザがログインしていない場合はPCへのログイン画面も表示されます。緊急で社内のPCに接続しないといけない場合も同僚にPCの電源だけ入れてもらえばリモートでアクセスすることは可能です。

リモート共有の停止

リモート側のPCの画面には、下記のように共有が行われていることがわかり、共有を停止することも可能です。

共有を停止
共有を停止